挨拶
第36回抗悪性腫瘍薬開発フォーラムを2024年6月29日（土）に吉田富三記念講堂（がん研究会研究棟1階 江東区有明3-8-31）およびオンライン配信にて開催いたします。
今回のフォーラムは、髙橋俊二実行委員長（がん研究会）、江夏総太郎副実行委員長（PhRMA/日本イーライリリー株式会社）、澤木勝志副実行委員長（PhRMA/日本イーライリリー株式会社）、齋藤裕子副実行委員長（PhRMA/MSD株式会社）、野畑二次郎副実行委員長（PhRMA/MSD株式会社）を迎え『新たな分子標的薬の開発、新規モダリティ、開発の抱える問題点等』をテーマに準備を進めております。
是非ご参加いただけますようお願いいたします。
抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
代表 石岡 千加史（東北大学）
第36回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
『新たな分子標的薬の開発、新規モダリティ、開発の抱える問題点等』について
免疫チェックポイント阻害薬（ICI）の登場により、がん治療の新たな時代が到来した。この10年でICIの開発が急速に進み現在一定の落ち着きを迎えている中で、我々は新たな治療法を模索する時期に来ているといえる。ICIは多くの医療者や患者に新たな希望をもたらした一方で、これによっても解決できない難治性の疾患に向けて新しいアプローチが求められている。また、直近のフォーラムでも取り上げられているように、我が国は再びドラッグラグ・ドラッグロスの危機を迎えている。今回のフォーラムでは、ICIの次を担う新たなモダリティの開発に焦点を当て、抗体薬物複合体（ADC）をはじめとする新たな抗体薬の開発、mRNAワクチンやエピゲノム等の新規モダリティの探求、それらの周辺に存在する課題などを議論する。産官学のエキスパートを招聘し情報の共有と連携を図ることで、新たな治療法開発の加速の一助となる機会となるよう議論したい。
第36回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
実行委員長 髙橋俊二
公益財団法人がん研究会 有明病院
開催概要
| 名称 | 第36回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム 『新たな分子標的薬の開発、新規モダリティ、開発の抱える問題点等』 |
|---|---|
| 日時 | 2024年6月29日（土） 午後1時〜 |
| 会場 | 吉田富三記念講堂（がん研究会研究棟1階 江東区有明3-8-31） およびオンライン配信（Zoom ウェビナーを使用します） |
| 参加費 | 2,000円 本フォーラムへの参加は事前登録制となっております。 お支払い方法はクレジット決済・銀行振込をお選びいただけます。 ※決済、お振込完了後の取消・返金はできませんので予めご了承ください。 |
| 参加登録締切 | 2024年 締め切りました。 |
| 事務局 | 〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31 (公財)がん研究会がん化学療法センター 担当：三原 TEL：03-3570-0661 FAX：03-3570-0484 E-mail: atdd-frm@jfcr.or.jp |
プログラム
| 1. 開会（挨拶） | 5分 | |
| 13:00-13:05 | 石岡千加史（東北大学） | |
| 2. イントロダクション | 15 | |
| 司会：髙橋俊二（がん研究会）、野畑二次郎（MSD株式会社） | ||
| 13:05-13:20 | イントロダクション 髙橋俊二（がん研究会） 佐久間仁朗（PwCコンサルティング合同会社） |
|
| 3. 第一部 新規抗体医薬品中心の議論 | 105 | |
| 司会：髙橋俊二、野畑二次郎 | ||
| 13:20-13:40 | ADC臨床開発のストーリー（エンハーツにおける用量最適化） 宮崎浩一（第一三共株式会社） |
20 |
| 13:40-14:00 | ADC抵抗性の基礎的メカニズム・抵抗性克服への展望 矢野聖二（金沢大学） |
20 |
| 14:00-14:20 | 三重特異性抗体の開発における課題と工夫 三上紘史（中外製薬株式会社） |
20 |
| 14:20-14:40 | 新しい抗体医薬品開発における規制側からの視点・論点 柳沼宏（医薬品医療機器総合機構） |
20 |
| 14:40-14:55 | Q&A | 15 |
| 14:55-15:05 | 休憩 | 10 |
| 4. 第二部 企業 新しいモダリティーへの挑戦;がんワクチン・エピゲノム・AI創薬 | 95 | |
| 司会：髙橋俊二、江夏総太郎（日本イーライリリー株式会社） | ||
| 15:05-15:25 | 個別化ネオアンチゲン療法（mRNAがんワクチン） 齊藤格（モデルナ株式会社） |
20 |
| 15:25-15:45 | がんエピゲノムを標的とした日本発EZH1/2阻害薬の開発 山岸誠（東京大学 新領域創成科学研究科） |
20 |
| 15:45-16:05 | AIを活用した創薬(アカデミア) 浜本隆二（国立がん研究センター研究所） |
20 |
| 16:05-16:20 | Q&A | 15 |
| 16:20-16:40 | コーヒーブレイク | 20 |
| 5. 総合討論 | 30 | |
| 司会：髙橋俊二、江夏総太郎、野畑二次郎 | ||
| 16:40-17:10 | 30 | |
第36回フォーラム実行委員会
| 委員長 | 髙橋俊二（（公財）がん研究会） |
|---|---|
| 副委員長 | 江夏総太郎（PhRMA/日本イーライリリー株式会社） 澤木勝志（PhRMA/日本イーライリリー株式会社） 齋藤裕子（PhRMA/MSD株式会社） 野畑二次郎（PhRMA/MSD株式会社） |
| 委員 | 井口豊崇（医薬品医療機器総合機構） 織田克利（東京大学） 北野滋久（（公財）がん研究会） 木山圭一郎（EFPIA/中外製薬株式会社） 桐戸敬太（山梨大学医学部） 久保木恭利（国立がん研究センター東病院） 鈴木拓也（製薬協/エーザイ株式会社） 清宮啓之（（公財）がん研究会） 田村研治（島根大学医学部附属病院） 土原一哉（国立がん研究センター先端医療センター） 土井俊彦（国立がん研究センター先端医療センター） 冨田章弘（（公財）がん研究会） 永井純正（京都大学医学部附属病院） 根岸浩（EFPIA/ノバルティスファーマ株式会社） 原文堅（（公財）がん研究会） 藤田直也（（公財）がん研究会） 前田英紀（明治薬科大学） 向山亮平（EFPIA/ノバルティスファーマ株式会社） 山本昇（国立がん研究センター中央病院） 山本恵理子（製薬協/第一三共株式会社） 山本信之（和歌山県立医科大学） 吉野孝之（国立がん研究センター東病院） |