挨拶
第17回の抗悪性腫瘍薬開発フォーラムを、2014年6月14日(土)に開催いたします。
今回のフォーラムは上田龍三実行委員長(愛知医科大学)、前田英紀副実行委員長(日本製薬工業協会/アステラス製薬株式会社)のもと、『革新的抗がん剤研究開発への「日本医療研究開発機構;仮称」の寄与』をテーマに準備を進めております。
是非ご参加いただけますようお願いいたします。
抗悪性腫瘍薬開発フォーラム 代表
武藤徹一郎
公益財団法人がん研究会
第17回抗悪性腫瘍薬開発フォーラムについて
近年、日本発の革新的な医薬品創出のための様々な基盤整備が行われている。また「日本再興戦略」による「健康・医療戦略」に基づき、「健康・医療戦略推進本部」が稼働し、「今後のがん研究のあり方に関する有識者会議」等により、省庁間の連携強化とがん研究を一元的に進める体制整備、関連法整備がなされつつある。これらを受けて2015年からは、研究予算のより効果的な一元管理により、さらなる研究開発促進への期待が高まっている。
本フォーラムでは革新的抗がん剤開発の現状を整理するとともに、様々な基盤整備や日本版NIH等に関する取組みが革新的抗がん剤開発にどのような影響や変化をもたらしていくのかについて、この領域における日本の産官学を代表するオピニオン・リーダーの皆様を演者にお迎えして、会員の皆様と一緒に考えたい。
第17回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
実行委員長
上田 龍三
愛知医科大学
開催概要
名称 | 第17回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム 『革新的抗がん剤研究開発への「日本医療研究開発機構;仮称」の寄与』 |
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日時 | 2014年6月14日(土)午後1時~6時35分 |
会場 | 吉田富三記念講堂(公益財団法人がん研究会がん研究所1F)アクセス 〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31 |
参加費 | 4,000円(ミキサー費含む) 本フォーラムへの参加は事前登録制となっております。 |
参加受付 | 参加受付締切:2014年5月28日(水) ※ |
参加申込み 方法 |
1. HPより参加登録をする。 2. 事務局より締切一週間程度で参加確認書をメールにて送信 3. 当日参加確認書を持参の上、参加費を受付で納入 *上記の方法がとれない方は事務局にご相談下さい。 |
事務局 | 〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31 (公財)がん研究会・がん化学療法センター 担当:三原 TEL:03-3570-0661 FAX:03-3570-0484 E-mail: atdd-frm@jfcr.or.jp |
第17回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム参加登録フォーム
登録を締め切りました。
プログラム
第17回フォーラムアンケートまとめ
第17回抗悪性腫瘍薬開発フォーラムではアンケートに対し大変多くの貴重なご意見をいただきまして、誠にありがとうございました。
これらの貴重なご意見は、フォーラム運営サイドのみではなく、参加いただきました皆様とシェアすることにより、今後のフォーラムの発展により役に立つものと考えております。なお、本アンケート結果のまとめは、同様なご意見をひとつにまとめるなど、必ずしも原文と同一ではないこと、ご了承ください。
今後ともフォーラムへのご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
第17回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム 実行委員会
感想・意見
総合評価「良かった&まあまあ良かった」と回答
- 日本の政策がどういった形で産業とアカデミアにつながっていくのか理解できた。これまでのフォーラムは学が主役と言うものが多かったが、今回は官が主役で新しく思いました。新しい政策がどのような成果につながるか楽しみです。(他4件)
- 現在ホットな話題がある日本医療開発機構について、様々な方の意見や議論が聞けて大変勉強になりました。(他20件)
- 新たな機構に対してアカデミア、企業両者の期待することが理解できアクションの方向性が示唆された。(他7件)
- 今回のテーマが大きいものであったため、議論のポイントが多かったことから消化不良が会としてあったのではないか。また、現時点では日本版NIHが稼働していないためやむを得ないものの、話が抽象的であった。今後、アクションが行われてからの改めてのディスカッションを希望する。(他2件)
- 個々のプロジェクトの開発、戦略の話をもう少し聞きたかった。
- NCCの内輪の組織の話はあまり今日のテーマにあった演題ではなかった。
- フォーラムの感想とは違いますが治療に直結した基礎研究ばかりに研究費が流れそうなシステムになりそうで怖い。
- 受付を担当していらっしゃる方がいつも感じがよく感謝しております。席が決まっていてよかったです。準備お疲れ様です。
- フォーラムの開催案内を過去に参加した人にメールで出してください。案内が届かないと気づいたら終わっている、募集が締め切りを過ぎていることがあり、参加の機会を逃してしまいます。
総合評価「普通&あまり良くなかった」と回答
- あまり新しい知見が得られなかった。
- 期待していた内容とは異なり、中身も薄い感じがした(表面的)
今後取り上げるべき、興味あるテーマ
新薬開発、治験・臨床試験
- 日本のプレゼンスをグローバルで出していくために必要なこと。
- 日本が世界に先駆けて薬剤開発できるようになるための議論を、更に踏み込んでできたら良いと思いました。
- 新薬開発の経緯等は非常に勉強になるため今後も取り上げていただきたいです。
- 希少がんの開発を効率的に行うにヒントになりそうな話題
- 臨床試験の内容が複雑になり、症例もバイオマーカーで絞られると医療機関スタッフ及び医師の負担が増大化し、治験にかかる時間(ボランティア)が大きくなっていると思われる。抗がん剤治験チームや治験体制の改善についてディスカッションしたい。
- 抗がん剤治験を実施する上で実際の臨床現場で困っていることを話し合い解決策を検討する。
- IOM勧告とNCI改革/NCTNPCOGの再編
TR、臨床研究
- 引き続き本課題(日本医療開発機構に関する)を考えたい。
- 医師主導治験、医師主導臨床研究の医療機関と製薬企業やCRO (第三者)の関与(連携)をあり方
- バイオバンクをどう臨床に生かしていくのか?
- TRの方向性と問題点
- 産官学連携によるTRの理想像と課題
- 産と学の研究開発の違いを具体例を挙げて議論して、その距離を縮めて欲しい。
治療薬、治療法
- 革新的な免疫療法、免疫療法のその後の展開
- がん領域のアンメッドメディカルニーズの実例、症例。
- 革新的な併用療法の方法論(基礎→臨床)
- 先端医療における抗がん剤の併用でレジメンの必要性?
- 個別化治療、診断薬
- エピゲノム研究、希少がんセンター、コンパニオン診断の保険適用の取り上げ方。
- ワクチン療法
- 血液がん
- 分子標的薬の再考
その他
- 何回か前のフォーラムで取り上げた話題のフォローアップなど。
- 人材育成について
- ケアからキュアに
- 医療費へのインパクト
第17回フォーラム実行委員会
委員長 | 上田 龍三(愛知医科大学) |
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副委員長 | 前田 英紀(日本製薬工業協会/アステラス製薬株式会社) |
委員 | 大熊 伸一(日本イーライリリー株式会社) 春日 芳朋(欧州製薬団体連合会/中外製薬株式会社) 嶋本 隆司(米国研究製薬工業協会/MSD株式会社) 鈴木 正紀(日本製薬工業協会/第一三共株式会社) 高橋 俊二(公財)がん研究会) 谷合 央(米国研究製薬工業協会/日本イーライリリー株式会社) 橋本 順一(日本製薬工業協会/大塚製薬株式会社) 日野 敬晴(欧州製薬団体連合会/アストラゼネカ株式会社) 山田 雅信(医薬品医療機器総合機構) 山本 景子(米国研究製薬工業協会/MSD株式会社) 冨田 章弘(公財)がん研究会) 清宮 啓之(公財)がん研究会) 藤田 直也(公財)がん研究会) |