フォーラム案内

アンケート集計結果

ごあいさつ

7月18日(土)の第七回の抗悪性腫瘍薬開発フォーラムは、「臨床開発におけるバイオマーカーへの期待」をテーマに、実行委員長、冨田章弘先生((財)癌研究会)、副実行委員長、川口政良様(日本製薬工業協会)のもと、I部:バイオマーカーに期待するもの、II部:バイオマーカーで何が変わるのか、III部:総合討論 の3部構成で行われます。

第I部では、バイオマーカーに対し、臨床開発においてどのような期待があるのかを、産・官・学それぞれの立場から講演頂き、第II部では、バイオマーカーでどのように治療・成績が変わるのかに関して、具体例とテクノロジーの面からお話頂きます。総合討論では、演題で提供される話題をもとに、バイオマーカー開発における諸問題に関して討論できればと考えております。

皆様の積極的なご参加、ご発言をお願い致します。

抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
代表代行 菅野 晴夫
(財)癌研究会

開催概要

名称 第七回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
「臨床開発におけるバイオマーカーへの期待」
日時 2009年7月18日(土曜日)午後1時~6時20分 (12時30分開場)
*フォーラム終了後、簡単な懇親会を予定しております。
会場 吉田富三記念講堂及びセミナー室A&B
(財団法人癌研究会・癌研究所1F)アクセス
〒135-8550 東京都江東区有明3-10-6
※セミナー室A&Bでは、スライド映写・マイク音声のみの中継となります。
参加費 3,000円(懇親会費含む)
本フォーラムへの参加は事前登録制となっております。
参加受付しめ切り 2009年7月3日(金)(必着)
参加申込み
方法
1. 参加申込書をダウンロード(PDFPDF/WordWord
2. 参加申込書に必要事項を記入
3. 参加申込書を事務局へFAX:03-3570-0484
4. 事務局より参加確認書をFAXで送付
5. 当日確認書を持参の上、参加費を受付で納入
*上記の方法がとれない方は事務局にご相談下さい。
事務局 〒135-8550 東京都江東区有明3-10-6
(財)癌研究会・癌化学療法センターADIO内
担当:三原
TEL:03-3520-0111(内線:5416) 
FAX:03-3570-0484
E-mail: atdd-frm@jfcr.or.jp

第七回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
「臨床開発におけるバイオマーカーへの期待」プログラム

2009年7月18日(土曜日)午後1時~6時20分 
(財)癌研究会癌研究所内 吉田富三記念講堂及びセミナー室A&B
1. 開会(挨拶) 5分
13:00-13:05   菅野 晴夫((財)癌研究会)  
2. バイオマーカーに期待するもの 55分
司会:冨田章弘((財)癌研究会)、川口政良(日本製薬工業協会)
13:05-13:20 スライド 規制側から
井口豊崇((独)医薬品医療機器総合機構)
15
13:20-13:35 スライド 産から
朝野芳郎(日本製薬工業協会/ファイザー(株))
15
13:35-13:50 スライド 学から
田村研治(国立がんセンター中央病院)
15
13:50-14:00   休憩 10
3. バイオマーカーで何が変わるのか 120
司会:冨田章弘、川口政良
14:00-14:20   Safety Biomarkers and Consortia - The First Regulatory Kidney Biomarker Qualification
F. Dieterle(Novartis Pharma AG)
20
14:20-14:40 スライド EGFR遺伝子変異とEGFRチロシンキナーゼ阻害剤
光冨徹哉(愛知県がんセンター中央病院)
20
14:40-15:00 スライド アービタックスについて
篠崎英司((財)癌研究会)
20
15:00-15:20 スライド バイオマーカーのテクノロジー関係
荒尾徳三(近畿大学)
20
15:20-15:40   ALK-positive Lung Cancer
竹内賢吾((財)癌研究会)
20
15:40-16:00   コーヒーブレイク  
4. 総合討論 90
16:00-17:30   司会:冨田章弘、川口政良  
    追加発言:田澤 義明(ロシュ・ダイアグノスティックス(株)) 10
5. 懇親会 50
17:30-18:20      

第七回フォーラムアンケートまとめ

第7回抗悪性腫瘍薬開発フォーラムにご参加いただき、またアンケートに対し大変多くの貴重なご意見をいただきまして、誠にありがとうございました。
これらの貴重なご意見は、フォーラム運営サイドのみではなく、参加いただきました諸先生方とシェアすることにより、今後のフォーラムの発展により役に立つものと考えております。なお、本アンケート結果のまとめは、同様なご意見をひとつにまとめるなど、必ずしも原文と同一ではないこと、ご了承ください。
今後ともフォーラムへのご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

第7回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム 実行委員会

フォーラムの総合評価について

テーマ、発表については概ね良い評価を頂いておりますが、議論が消化不良だった、結論を出せなかった等のご指摘も頂きました。
また、運営方法については、発表時間、要旨集の参加者名簿についてご意見を頂きました。

フォーラムで今後取り上げるべき興味のあるテーマについて

以下のようなご意見を頂きました。今後のフォーラムの企画・運営の参考にさせて頂きます。貴重なご意見、有り難うございました。

バイオマーカーについて
  • バイオマーカーの利用については検査業界と製薬業界の両方が、共通のテーブルで議論すべきである。そう言う論点からの各業界を代表する者による講演と議論。
  • 既存の化学療法剤に対するサブグループ(バイオマーカー)解析の研究促進
  • 新薬・検査法同時開発の課題
国際共同治験、アジアでの開発
  • Global study(国際共同治験)が一般化する中で、日本(日本人)はどのように臨床試験に貢献していけるのか?アジア人のData活用をどのようにとらえるのか?
  • skip of PI study in Japan、PI trialのデザイン
  • アジア開発について:開発、審査過程の一元化の可能性、それぞれの国で(中国、韓国、日本など)抱える問題点(薬事等も含めた)等
治験・臨床試験について
  • 国内で行われた治験で新しい投与方法など有用なプラクティス変更が行われた事例
  • JCOG、WJOGなど各臨床試験グループで計画中の新しい治験について
  • 医師主導臨床試験のあり方:仕組み、予算、データの取扱→添文等に使えないか、申請データに使えないか。
  • 化学療法併用時のレジメンについて。国内外の違い、グループによる違いがある時、どう治験を考えるか?
  • 治験のエンドポイント
規制について
  • 抗悪性腫瘍薬の承認のエンドポイントを「PFS」で可とするタイミング--なぜ「OS」にこだわるのか?--
  • 効率的な規制への提案、効率的な臨床試験のあり方
  • 抗悪性腫瘍薬の「リスクとベネフィット」の容認されるラインはどこか?
その他
  • 分子標的薬の開発方針戦略について
  • 細胞障害性抗がん剤の再評価:テーラーメード化が進む中、もれた患者さんには新しい治療法が供給されないという状況を踏まえて
  • 各癌腫の組織型の違いによる治療の方針
  • 在宅での抗がん剤治療
  • がん幹細胞について

第七回フォーラム実行委員会

委員長 冨田 章弘 (財)癌研究会
副委員長 川口 政良 日本製薬工業協会/エーザイ株式会社
  植村 昭夫 米国研究製薬工業協会/日本イーライリリー株式会社
甲斐 修一 日本製薬工業協会/ブリストル・マイヤーズ株式会社 
春日 芳朋 欧州製薬団体連合会/中外製薬株式会社
粕谷美南子 米国研究製薬工業協会/ファイザー株式会社
小西 功一 欧州製薬団体連合会/日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
澤田 高志 日本製薬工業協会/エーザイ株式会社
島田 安博 国立がんセンター中央病院
富田 英子 米国研究製薬工業協会/ブリストル・マイヤーズ株式会社
中尾 晃子 欧州製薬団体連合会/アストラゼネカ株式会社
橋本 順一 日本製薬工業協会/ファイザー株式会社
藤原 康弘 国立がんセンター中央病院
松浦 義昌 COTEC/中外製薬株式会社
森  和彦 厚生労働省
清宮 啓之 (財)癌研究会
藤田 直也  (財)癌研究会

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